第90回アカデミー賞® 最多4部門受賞 作品賞/監督賞/作曲賞/美術賞

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』

大ヒット上映中!

第75回 ゴールデン・グローブ賞 2部門受賞! ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞2017

小島秀夫(ゲームクリエイター)
「人魚姫」も「美女と野獣」も「シンデレラ」も「みにくいアヒルの子」も、これまでの御伽噺は、醜い大人の"定形フレーム"に囚われていた。...
小堺一機(俳優)
水はどんな形にもなれるし、冷たくも暖かくも柔らかくも固くもなれる。この映画もどんな人の心にもきっとフィットする。水の様にキレイな映画です。...
Chara(アーティスト)
恋にはいつも音楽とダンスが必要ね。あと、美味しいもの?セクシーさは心の中にあるのかな。
豊田エリー(女優・モデル)
本当の私をまっすぐ見てくれる。その一言が、人間とそうでない“彼”との間の、全ての壁を壊したようだった。...

INTRODUCTION

第90回アカデミー賞® 最多4部門受賞 作品賞/監督賞/作曲賞/美術賞

『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る切なくも愛おしい、誰も観たことのない究極のファンタジー・ロマンス

声を失くした孤独なイライザと、
遠い海から連れて来られた“彼”
冷戦下のアメリカで、種族を超えた恋に落ちる二人だが、国家の行方を握る“彼”に危険が迫る─

『パンズ・ラビリンス』の名匠ギレルモ・デル・トロ監督の比類なき世界観が、本年度ベネチア国際映画祭でも審査員のみならず観客も魅了。
最高賞:金獅子賞に、満場一致で輝いた。アカデミー賞®を頂点に、続々と幕を開ける賞レースの先頭を走り抜けるに違いない〈特別な一本〉が、遂に日本にもやって来る。

世界の映画界を担う
オスカーの常連たちの豪華共演
愛すべきアウトサイダーたちを温かな眼差しで描くユーモアとサスペンスで彩られた愛の物語

ギレルモ・デル・トロ自らがオファーしたという絶妙なキャスティングが実現。ヒロインのイライザを演じるのは、『ブルージャスミン』でアカデミー賞®にノミネートされたサリー・ホーキンス。溢れんばかりの感情を、言葉を発することなく全存在をかけて表現、その渾身の演技は、本年度の主演女優賞レースでも本命視されている。
イライザを温かく支え、姉妹のように何かと面倒を見る同僚のゼルダには、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞®を受賞のオクタヴィア・スペンサー。イライザの決断に危険を承知で手を差し伸べる心優しき隣人ジャイルズには、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス。イライザと“彼”を執拗に追い詰めるストリックランドには、2度のアカデミー賞®ノミネートを誇るマイケル・シャノン。
そして、“彼”に扮するのは、デル・トロ監督の『ヘルボーイ』でエイブ・サピエンを演じて絶賛されたダグ・ジョーンズ。監督の期待に応え、人間の女性でも「彼となら恋に落ちる」と確信できる、魅力的かつ官能的なキャラクターを生み出した。
音楽は、『グランド・ブダペスト・ホテル』でオスカーを獲得したアレクサンドル・デスプラ。アナザーワールドへと誘う甘美な音色が、細部まで徹底的にこだわった美術や衣装と一つに溶け合い、観る者はまるで夢の中を泳いでいるようなアメイジングな映像を体験できる。
アンデルセンの「人魚姫」から、『シザーハンズ』や『美女と野獣』まで、いつの時代も愛されてきた、種族を超えたラブストーリーの新たなる傑作が誕生した。
同時に、不安な世界情勢を抱える現代と重なる1960年代の冷戦下を舞台に、社会からはみ出したアウトサイダーたちの権力への反乱もユーモラスかつサスペンスフルに描く、心躍る人間ドラマとしても唯一無二の作品が完成した。

STORY

1962年、アメリカ。
政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。

アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に
心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。

子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。

音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る─。

CAST

Sally Hawkins サリー・ホーキンス(イライザ)

1976年、イギリス、ロンドン生まれ。イギリスの最も尊敬されている女優の一人。最初に国際的に認められたのは、マイク・リー監督の『ハッピー・ゴー・ラッキー』(08・未)で、ゴールデン・グローブ賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞を始めとする数々の賞に輝く。その後、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(13)でも高い評価を受け、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。また、大ヒット作『パディントン』(14)のブラウン夫人役でも広く知られ、続編『パディントン2』(17)にも出演している。
その他の出演作は、マイク・リー監督の『人生は、時々晴れ』(02)と『ヴェラ・ドレイク』(04)、『レイヤー・ケーキ』(04)、『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)、『17歳の肖像』(09)、『わたしを離さないで』(10)、『僕と世界の方程式』(14)、『GODZILLA ゴジラ』(14)、TVシリーズ「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」(16)など。

Michael Shannon マイケル・シャノン(ストリックランド)

1974年、アメリカ、ケンタッキー州生まれ。サム・メンデス監督の『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(08)と、トム・フォード監督の『ノクターナル・アニマルズ』(16)でアカデミー賞®にノミネートされる。
ザック・シュナイダー監督の『マン・オブ・スティール』(13)のゾッド将軍役で世界的に知られ、続編となる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)でも同役を演じた。
その他の出演作は、マイケル・ベイ監督の『パール・ハーバー』(01)、キャメロン・クロウ監督の『バニラ・スカイ』(01)、カーティス・ハンソン監督の『8Mile』(02)、『ラビング 愛という名前のふたり』(16)など。
新作は、ベネディクト・カンバーバッチ共演の『The Current War』(17)、ヒラリー・スワンク共演の『What They Had』(18)など。

Richard Jenkins リチャード・ジェンキンス(ジャイルズ)

1947年、アメリカ、イリノイ州生まれ。80本以上の映画に出演している、ハリウッドでも最も人気の高い性格俳優の一人。『扉をたたく人』(07)でアカデミー賞®にノミネートされる。
その他の出演作は、『イーストウィックの魔女たち』(87)、『アメリカの災難』(96)、『メリーに首ったけ』(98)、『ランダム・ハーツ』(99)、『バーバー』(01)、『スタンドアップ』(05)、『バーン・アフター・リーディング』(08)、『俺たちステップ・ブラザース ―義兄弟―』(08未)、『食べて、祈って、恋をして』(10)、『キャビン』(12)、『アウトロー』(12)、『ジャッキー・コーガン』(12)、『ホワイトハウス・ダウン』(13)、『スポットライト 世紀のスクープ』(15)、『キングコング:髑髏島の巨神』(17)など。

Doug Jones ダグ・ジョーンズ(不思議な生きもの)

1960年、アメリカ、インディアナ州生まれ。ギレルモ・デル・トロ監督の大ヒット作『ヘルボーイ』(04)のエイブ・サピエン役でその名を知られる。続く、同監督の『パンズ・ラビリンス』(06)では、タイトルのパンとペイルマンという悪夢のキャラクターを演じて高く評価される。また、『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』(07)でシルバー・サーファーに扮してファンと批評家から絶賛される。デル・トロ監督の『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)で、再びエイブと二つのキャラクターを演じる。セルジュ・ゲンスブールの伝記『ゲンスブールと女たち』(10)では、ゲンスブールの暗い分身を演じる。その後、デル・トロ監督のTVシリーズ「ストレイン」(14~16)や「スター・トレック:ディスカバリー」(17~18)などに出演。

Michael Stuhlbarg マイケル・スタールバーグ(ホフステトラー博士)

1968年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。マーティン・マクドナーの舞台「ピローマン」でトニー賞にノミネートされるなど、主に演劇やTVシリーズで注目される。ジョエル&イーサン・コーエン監督の『シリアスマン』(09)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、映画俳優としても高く評価される。
その他の出演作は、マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』(11)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』(12)、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』(13)、ダニー・ボイル監督の『スティーヴ・ジョブズ』(15)、『女神の見えざる手』(16)、『ドクター・ストレンジ』(16)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』(16)など。新作は、スピルバーグ監督の『The Post』(17)。

Octavia Spencer オクタヴィア・スペンサー(ゼルダ)

1970年、アメリカ、アラバマ州生まれ。今、ハリウッドで最も人気を集めるベテランの演技派女優。『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(11)で絶賛され、アカデミー賞®、英国アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞など数々の賞を受賞する。さらに『ドリーム』(16)でもアカデミー賞®にノミネートされる。
その他の出演作は、『スパイダーマン』(02)、『7つの贈り物』(08)、『ハロウィンII』(09)、『フルートベール駅で』(13)、『スノーピアサー』(13)、『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』(14)、『パパが遺した物語』(15)、『ダイバージェントNEO』(15)と『FINAL』(16)、声の出演のアニメ映画、『ズートピア』(16)、マーク・ウェブ監督の『gifted/ギフテッド』(17)など。

STAFF

  • Guillermo Del Toro ギレルモ・デル・トロ(監督/脚本/製作/原案)

    1964年、メキシコ生まれ。短編映画やTVシリーズを経て、『クロノス』(93)で長編映画監督デビューを果たす。続いて、『ミミック』(97)、『デビルズ・バックボーン』(01)、『ブレイド2』(02)、『ヘルボーイ』(04)を手掛ける。
    2006年、『パンズ・ラビリンス』がアカデミー賞®6部門にノミネートされ、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞し、自身も脚本賞でノミネートされる。ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にもノミネートされ、監督、脚本家、プロデューサーとして国際的に絶賛され、唯一無比の世界観を作り出す映像作家として映画史にその名を刻む。
    その後、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)、『パシフィック・リム』(13)、『クリムゾン・ピーク』(15)を監督する。TVシリーズ「ストレイン」(14~17)では、脚本、監督、製作、原案を務める。また、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット』三部作(12/13/14)の脚本を手掛ける。

  • Vanessa Taylor ヴァネッサ・テイラー(脚本)

    メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ共演の『31年目の夫婦げんか』(12)、大ヒットTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突」(12)、「ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編-」(13)、『ダイバージェント』(14)などを手掛ける。最新作は、ガイ・リッチー監督、ウィル・スミス主演の『Aladdin』(19)。

  • J. Miles Dale J・マイルズ・デイル(製作)

    30年以上のキャリアを持つ多作のプロデューサー。『ザ・スカルズ 秘密結社:権力の図式』(04)で長編映画監督デビューも果たす。ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めた『MAMA』(13)の製作を手掛け、デル・トロとパートナーを組むようになり、TVシリーズ「ストレイン」(14~17)では、製作総指揮及び主監督を務める。
    その他のプロデュース作品は、『ハリウッドランド』(06)、『幸せのきずな』(08・未)、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(10)、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(11)、『君への誓い』(12)、『キャリー』(13)など。

  • Dan Laustsen ダン・ローストセン(撮影監督)

    1954年、デンマーク生まれ。ギレルモ・デル・トロ監督とは、『ミミック』(97)、『クリムゾン・ピーク』(15)で組んでいる。
    その他の作品は、『ナイトウォッチ』(97)、『ジェヴォーダンの獣』(01)、『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』(03)、『黒の怨(うらみ)』(03)、『サイレントヒル』(06)、『デス・ロード 染血』(07・未)、『パラサイトX』(07・未)、『ソロモン・ケーン』(09・未)、『シーモンとオークの木』(11・未)、『ポゼッション』(12)、『ゼロ タウン 始まりの地』(12・未)、TVシリーズ「刑事ヴァランダー 白夜の戦慄」(13)、『ジョン・ウイック:チャプター2』(17)など。

  • Paul Austerberry ポール・デナム・オースタベリー(プロダクション・デザイン)

    カナダ生まれ。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『バイオハザード2 アポカリプス』(04)、アントニオ・バンデラス主演の『レッスン!』(06)、ジョシュ・ハートネット主演の『30デイズ・ナイト』(07)、ジェイソン・ステイサム主演の『デス・レース』(08)、ヒラリー・スワンク主演の『アメリア 永遠の翼』(09)、クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン主演の大ヒット作『エクリプス/トワイライト・サーガ』(10)、ポール・W・S・アンダーソン監督の『三銃士/王妃の首飾りとダヴィンチの飛行船』(11)と『ポンペイ』(14)、『デッドフォール 極寒地帯』(12・未)などを手掛ける。

  • Sidney Wolinsky シドニー・ウォリンスキー(編集)

    カナダ生まれ。主にTVシリーズで活躍、大ヒット作「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」(99~07)を担当し、エミー賞に3度ノミネートされる。その後、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」(10)のパイロット版で同賞を受賞する。その他、「ROME[ローマ]」(05)、「レイ・ドノヴァン」(13~14)、「ハウス・オブ・カード」(13)を手掛ける。ギレルモ・デル・トロ監督作品では、TVシリーズ「ストレイン」の1エピソード(14)を担当する。

  • Dennis Berardi デニス・ベラルディ(ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー)

    コマンド・ポスト・トイボックスでビジュアル・エフェクト部を設立し、デヴィッド・フィンチャー監督の『ファイトクラブ』(99)、ターセム・シン監督の『ザ・セル』(00)など視覚的に優れた映画でビジュアル・エフェクトの責任者を務める。2001年、ミスター・エックス・インクを設立。現在はトロント、ニューヨーク、モントリオール、ロサンゼルスのスタジオに400人以上のスタッフを抱え、これまでに100本以上の映画を手掛けている。
    TVシリーズ「ヴァイキング ~海の覇者たち~」で2度エミー賞にノミネートされる。その他の作品は、2本目からの『バイオハザード』シリーズ(04/07/10/12/16)、『トロン:レガシー』(10)、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(11)、『MAMA』(13)など。ギレルモ・デル・トロ監督とは、『パシフィック・リム』(13)と『クリムゾン・ピーク』(15)で組んでいる。

  • Alexandre Desplat アレクサンドル・デスプラ(音楽)

    1961年、フランス、パリ生まれ。世界で最も人気を集める映画作曲家の一人。『クィーン』(06)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(08)、『ファンタスティックMr. FOX』(09)、『英国王のスピーチ』(10)、『アルゴ』(12)、『あなたを抱きしめる日まで』(13)、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)でアカデミー賞®にノミネートされ、8度目のノミネートとなったウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)で、見事同賞に輝く。
    その他の作品は、『真珠の耳飾りの少女』(03)、『リリーのすべて』(15)、『ペット』(16)、『マダム・フローレンス 夢見るふたり』(16)、『光をくれた人』(16)など。新作は、アンダーソン監督の『犬ヶ島』(18)。

  • Luis Sequeira ルイス・セケイラ(衣装デザイナー)

    ギレルモ・デル・トロ監督のTVシリーズ「ストレイン」を3シーズン(14~16)手掛ける。その他の作品は、アレック・ボールドウィン、ピーター・フォンダ主演の『劇場版 きかんしゃトーマス 魔法の線路』(00)、ロバート・ダウニーJr.主演の『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』(07)、クリス・クーパー主演の『アメリカを売った男』(07)、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』(11)、ジェシカ・チャステイン主演、ギレルモ・デル・トロが製作した『MAMA』(13)、ジュリアン・ムーア、クロエ・グレース・モレッツ主演の『キャリー』(13)など。