CAST

主人公

Atari 小林アタリ

3年前の新幹線事故の唯一の生存者。両親も亡くなり、遠縁の伯父の小林市長の養子となる。心身ともに傷ついた自分を守ってくれた、護衛犬のスポッツを救うために犬ヶ島にやって来た、誠実で勇気溢れる12歳の少年。

Koyu RANKIN コーユー・ランキン

2007年、カナダ、バンクーバー生まれ。スコットランド系カナダ人の父親と日本人の母親を持ち、日本語と英語を話す。サッカーやドラム演奏が得意で、学校が休みの時は日本に行くのが大好き。本作が長編映画デビュー作で、他には短編映画やミュージックビデオに出演している。

連れ去られた愛犬

Spots スポッツ

小林市長宅の番犬で、アタリの護衛犬として活躍していたが、市長の命令で犬ヶ島への公的追放の第1号となる。高潔な“犬”格で仲間から慕われる、犬の上に立つ犬。37連発発射可能の武器“秘密の歯”を持っている。

Liev SCHREIBER リーブ・シュレイバー

1967年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。TVシリーズ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」(13~17)で主人公を演じ、ゴールデングローブ賞、エミー賞にノミネートされる。『スポットライト 世紀のスクープ』(15)でも高く評価される。その他の出演作は、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(09)、『大統領の執事の涙』(13)、『ジゴロ・イン・ニューヨーク』(13)、『完全なるチェックメイト』(14)など。また、『僕の大事なコレクション』(05)で監督デビューを果たす。

アタリを助ける“ヒーロー犬”たち

Chief チーフ

独りで生きてきた誇り高いノラ犬。闘争心に溢れケンカも強い。秘かにナツメグに想いを寄せる。一度も愛されたことがないために、人間に不信感を抱いていたが、アタリに「いい子だね」と優しく抱きしめられ変わっていく。

Bryan CRANSTON ブライアン・クランストン

1956年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)で、アカデミー賞®、ゴールデングローブ賞にノミネートされる。大ヒットTVシリーズ「ブレイキング・バッド」(08~13)で人気を博し、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞する。その他の出演作は、『プライベート・ライアン』(98)、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)、『コンテイジョン』(11)、『ドライヴ』(11)、『アルゴ』(12)、『GODZILLA ゴジラ』(14)など。

アタリを助ける“ヒーロー犬”たち

Rex レックス

かつて教師に飼われ、庶民的だが室内で快適に暮らしていた、明るく気のいい犬。人間が大好きで、アタリにもすぐになつく。頭の回転が速く、リーダーシップもとれるが、平和を愛し和を重んじるために仲間の意見を尊重する。

Edward NORTON エドワード・ノートン

1969年、アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。『真実の行方』(96)、『アメリカン・ヒストリーX』(98)、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)でアカデミー賞®にノミネートされる。ウェス・アンダーソン監督とは、『ムーンライズ・キングダム』(12)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に続いてタッグを組む。その他、『ファイト・クラブ』(99)、『キングダム・オブ・ヘブン』(05)などに出演。新作は、監督も務める『Motherless Brooklyn』(19)。

アタリを助ける“ヒーロー犬”たち

King キング

数々のオーディションを勝ち抜き、22本ものドッグフードのCMに出ていた元アイドル犬。塩コショウで味付けた神戸牛のリブアイステーキが大好物で、毎年誕生日に食べていた。自分は特別だというプライドを秘めている。

Bob BALABAN ボブ・バラバン

1945年、アメリカ、イリノイ州生まれ。原案、製作も務めた『ゴスフォード・パーク』(01)で、ロバート・アルトマン監督と共にアカデミー賞®作品賞にノミネートされる。ウェス・アンダーソン監督作品は、『ムーンライズ・キングダム』(12)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演。その他、『ミケランジェロ・プロジェクト』(14)などに出演。監督としても活躍し、『バーナード・アンド・ドリス』(06・未)でエミー賞にノミネートされる。

アタリを助ける“ヒーロー犬”たち

Boss ボス

高校野球の最強チームの元マスコット犬で、チームの皆にかわいがられていた。今も「ドラゴンズ」のチーム名が入った犬用セーターを着ている。試合の日に、いつも売り子さんがくれる、焼き鳥風のソーセージが大好物だった。

ビル・マーレイ Bill MURRAY

1950年、アメリカ、イリノイ州生まれ。ウェス・アンダーソン監督の『天才マックスの世界』(98)でゴールデングローブ賞にノミネートされる。以降、アンダーソン監督の長編全作に出演する。ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』(03)でアカデミー賞®にノミネートされ、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞する。『ヴィンセントが教えてくれたこと』(14)でもゴールデングローブ賞にノミネートされる。

アタリを助ける“ヒーロー犬”たち

Duke デューク

かつては女主人に大切にされ、バランスのいい食事、定期的なトリミング、年に1度の健康チェックを受ける快適な暮らしを送っていた。抹茶アイスクリームが好物。ゴシップが大好きで、様々な噂を仕入れて皆を驚かせる。

Jeff GOLDBLUM ジェフ・ゴールドブラム

1952年、アメリカ、ペンシルベニア州生まれ。大ヒット作『ジュラシック・パーク』(93)で広く知られ、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)にも出演。ウェス・アンダーソン監督作品は、『ライフ・アクアティック』(04)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演。その他の出演作は、『ザ・フライ』(86)、『インデペンデンス・デイ』(96)とその続編(16)、『ウィークエンドはパリで』(13)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)など。

“犬ヶ島”の犬たち

Nutmeg ナツメグ

ゴミだらけの島で、なぜかいつも美しい毛並みを保っている、気高くミステリアスな美女犬。血統書付きの元ショードッグ。チーフに少しずつ心を惹かれ、魅惑的なパフォーマンスの一部を、チーフだけに見せてくれる。

Scarlett JOHANSSON スカーレット・ヨハンソン

1984年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。『ロスト・イン・トランスレーション』(03)で、ゴールデングローブ賞にノミネートされる。続く、『真珠の耳飾りの少女』(03)、『ママの遺したラヴソング』(04)、『マッチポイント』(05)でも同賞にノミネートされ、ハリウッドの若手演技派女優のトップに立つ。さらに、大ヒットシリーズ『アベンジャーズ』(12)でアクションにも挑戦、最新作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)にも出演する。

“犬ヶ島”の犬たち

Jupiter ジュピター

首に付けた樽には、テレピン油のブランデーが入っている。オラクルの“予言”を伝えるスポークスマン的存在。

F. Murray ABRAHAM F・マーリー・エイブラハム

1939年、アメリカ、ペンシルベニア州生まれ。『アマデウス』(84)でアカデミー賞®、ゴールデングローブ賞を受賞し、名優と称えられる。ウェス・アンダーソン監督とは、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に続くタッグとなる。

“犬ヶ島”の犬たち

Oracle オラクル

未来を“ビジョン”で見ることができる“予言犬”。ただし見るだけで、読み解くのはジュピター。テレビが大好き。

Tilda SWINTON ティルダ・スウィントン

1960年、イギリス、ロンドン生まれ。『フィクサー』(07)でアカデミー賞®を受賞。製作総指揮も務めた『少年は残酷な弓を射る』(11)ではゴールデングローブ賞にノミネートされる。ウェス・アンダーソン監督作品は、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演。

犬反対派

Mayor Kobayashi 小林市長

ウニ県メガ崎市の市長。ドッグ病の人間感染を防ぐため、すべての犬を犬ヶ島に隔離する緊急条例を発表。小林財閥として知られる一族の一員で、実は先祖代々大の犬嫌いで猫好き。裏社会にも通じ、怪しい人たちと交流する。

Kunichi NOMURA 野村訓市

1973年、東京都生まれ。世界86人のクリエイターをインタビューした「sputnik:whole life catalogue」を発行。以降、国内外でカルチャー、建築、音楽、ファッションに関するライター・エディターとして活躍。2004年に内装デザイン会社TRIPSTERを設立。俳優としても『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演。本作では共同原作/キャスティング・ディレクターを務める。

犬反対派

Major-Domo メイジャー・ドウモ

小林市長の悪役補佐。フィクサー的な存在で、その正体は謎に包まれている。すぐにキレる、残酷で非情な男。

Akira TAKAYAMA 高山明

『ピクチャーブライド』(94)、イーサン・ホーク主演の『ヒマラヤ杉に降る雪』(99)、ウォーレン・ベイティ主演の『フォルテ』(01)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の『幸せのレシピ』(07)、ジョン・トラヴォルタ主演の『オールド・ドッグ』(09・未)などに出演。

犬愛護派

Professor Watanabe 渡辺教授

メガ崎大学教授、科学党候補。ドッグ病の血清を開発するが、小林政権を犬に不公平だと批判したために軟禁される。

Akira ITO 伊藤晃

兵庫県生まれ。2008年にニューヨークに移り、オハイオ・シアターなどで上演された舞台「ねじまき鳥クロニクル」に出演。その後、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)に出演。

犬愛護派

Assistant-Scientist Yoko-ono 科学者助手ヨーコ・オノ

科学者。渡辺教授の優秀な助手。尊敬する教授が悲しい運命を辿ってからは、酒に溺れる毎日を送っている。

Yoko ONO オノ・ヨーコ

1933年、東京都生まれ。アーティスト、平和主唱者として活動。2001年、「イマジン・ピース」広告を設置開始。2007年、世界平和の象徴である「イマジン・ピース・タワー」を披露。2016年、常設パブリック・アート「SKYLANDING」をシカゴ・ジャクソンパークに設置。

犬愛護派

Tracy Walker トレイシー・ウォーカー

メガ崎高等学校の交換留学生で、新聞部員。自称“思ったことをそのまま言っちゃうタイプ”。罪のないペットをこの市から一掃する陰謀が秘かに進行しているとかぎつけ、調査を進めるうちに勇敢なアタリに恋をする。

Greta GERWIG グレタ・ガーウィグ

1983年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。監督、脚本を手掛けた『レディ・バード』(17)がアカデミー賞®主要5部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞でも4部門にノミネートされて作品賞を受賞し、一躍注目される。女優としては、脚本も担当した『フランシス・ハ』(12)でゴールデングローブ賞にノミネートされる。その他の出演作は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(16)、『20センチュリー・ウーマン』(16)など。

犬愛護派

Editor Hiroshi ヒロシ編集員

メガ崎高等学校の学校新聞“Daily Manifest”の編集員。冷静な判断力を持ち、トレイシーら”愛犬派”たちのリーダー的存在。

Nijiro MURAKAMI 村上虹郎

1997年生まれ。第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品『2つ目の窓』で俳優デビュー。『武曲 MUKOKU』(17)の演技で、第41 回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞する。その他の出演作は、『忘れないと誓ったぼくがいた』(15)、『さようなら』( 15)、『ディストラクション・ベイビーズ』( 16)、『二度めの夏、二度と会えない君』(17)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)など。新作は、岡崎京子原作、二宮健監督の『チワワちゃん』( 19公開)。

 

Interpreter Nelson 通訳ネルソン

ニュース番組で、日本語から英語への同時通訳を務める。いつも淡々と訳していたが、思わぬ結末にはエキサイトする。

Frances McDORMAND フランシス・マクドーマンド

1957年、アメリカ、イリノイ州生まれ。マーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』で絶賛され、アカデミー賞®、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を始め数々の栄えある賞に輝き『ファーゴ』(96)に続くオスカーの受賞となった。

 

News Anchor ニュースキャスター

テレビ局の男性キャスター。様々なニュースを日本語で伝える役で、番組の進行も務める。

Yojiro NODA 野田洋次郎

1985年、東京都生まれ。ロックバンドRADWIMPSのヴォーカル、ギター、ピアノを担当。2016年に『君の名は。』の音楽全般を手掛け、国内外での大ヒットに貢献。ソロプロジェクトillionの活動も海外を中心に積極的に行なっている。俳優として、『トイレのピエタ』(15)の主演で映画デビュー。その後、TVドラマ「100万円の女たち」(17)でも主演を務める。ニューシングルが6月6日発売予定。同じく6月からは6カ所11公演の国内ツアーも発表された。

 

Head Surgeon 筆頭執刀医

Ken WATANABE 渡辺謙

1959年、新潟県生まれ。トム・クルーズ共演の『ラスト サムライ』(03)でハリウッドデビューを果たし、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。その後、ロブ・マーシャル監督の『SAYURI』(05)、クリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』(05)と『インセプション』(10)、クリント・イーストウッド監獄の『硫黄島からの手紙』(06)などの傑作に出演。新作は、ジュリアン・ムーア共演の『Bel Canto』(18)、『Godzilla: King of the Monsters』(19)、ポケモンの実写映画『Pokemon』(19)。

 

Auntie おばさん

Mari NATSUKI 夏木マリ

1973年、デビュー。1993年からコンセプチュアルアートシアター「印象派」をスタート。2009年、パフォーマンス集団Mari Natsuki Terroirを設立、新しい才能を育成し、モンブラン国際文化賞受賞。2014年から、京都・清水寺で文化奉納「PLAY × PRAY」を実施。2017年、「印象派NÉO vol.3 不思議の国の白雪姫」を、東京、京都、パリ・ルーヴル美術館で上演。声優として、宮﨑駿監督の『千と千尋の神隠し』(01)、『モアナと伝説の海』(17)、『フェリシーと夢のトウシューズ』(17)に出演。

 

Gondo ゴンド

Harvey KEITEL ハーヴェイ・カイテル

1939年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(94)、ジェーン・カンピオン監督の『ピアノ・レッスン』(93)、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)などに出演。

 

Scrap スクラップ

Fisher STEVENS フィッシャー・スティーブンス

1963年、アメリカ、イリノイ州生まれ。『ザ・コーヴ』(09)の製作を務めアカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞を受賞。ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)に出演。監督としても活躍、『ミッドナイト・ガイズ』(12)などを手掛ける。

 

the Narrator ナレーター

Courtney B. VANCE コートニー・B・ヴァンス

1960年、アメリカ、ミシガン州生まれ。TVシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(16~18)でエミー賞を受賞。その他、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(15)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)などに出演。